ぼくのゆめ

2年くらい前にみた夢

僕はどこか路上で携帯電話を使っていた。誰と話していたかはわからないけど、僕はとても怒っていた。語気が荒く、半ば怒鳴るように会話していた。あまりにも強い、抑制できない怒りに、僕は携帯電話を地面に投げつけた。携帯が壊れた。
携帯電話からは、おおきなばねやこわれたぜんまいが「びよーん」と飛び出した。

僕の「テクノロジー」に対する潜在的なイメージが、おおきな「ばね」や「ぜんまい」どまりであることが露見した。

さっき電車のなかでみた夢

僕はどこかにいて、壊れた携帯電話をみつめている。壊れた理由はわからないけど、二つ折りの携帯電話はヒンジのところで折れ、さらに液晶画面のところでも割れ、三つになっていた。僕はあせって、なんとかそれらをつなぎあわせようとしていた。割れ目にそって、うまくつなぎあわせようとする僕の目に見えたのは、ぎざぎざになった断面から見える小さなばねだった。

携帯電話のここ数年のイノベーションは目ざましいのです。